こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
男性と女性ってまず入会の決め方から違うんですよね
男性は入会面談である程度こちらからご説明差し上げると、「入る」「入らない」の決断は早い方が多いですね。
大体はその場でご入会を頂く事が多いように感じます。
それに比べて女性の場合は、少し検討期間を頂きたいという方が多いです。
他社と比較検討したいという考えは、私自身も営業経験が長かったですからとても良く理解できます。
男性も他社数社と比較したいという方は勿論多いのですが、お話をしていて「良いな」と感じたら
「分かりました!
ここでお世話になります」
と決断してくれる方が多いですね
女性の場合は、反応から気に入ってもらえたかな?と感じても、
「有難うございます。
少し検討してお返事差し上げても良いですか?」
と言う方が多いです。
これは良く言う「男性脳」「女性脳」に関わる問題ですので、ある程度致し方の無い事でもあります。
実際保険の営業をしていた時のお客様の反応と全く一緒ですので、私自身も「こういうものなのだ」と熟知しているところでもあるのです。
家に結論を持ち帰り、納得のいく答えが出せたのでしたらそれでも良いでしょう。
しかし、一定数永遠に決められない方が存在するのが気になりました
私も女ではありますが、物事の決断は比較的早い方です。
(男性脳女性脳判断テストでは、とても男性脳的な脳をしていると判定されました)
お仕事に対する熱量の高い女性(所謂バリキャリな女性)は、決断の早い方が多いですね。
なのでぶっちゃけたお話になりますが、保険営業で入社年数が浅い時代は保障中核層(男性30代~40代)の男性、もしくはバリキャリ独身女性に狙いを絞った営業を展開していました。
早くに成績を上げたいというのと、クロージングしてから時間が経てば経つほど成約率は下がることをデータで熟知していたからです。
でもゆっくり決断する女性にも良い所は勿論あります。
年数が経つうちに、実は一旦信頼関係が築けると女性は沢山紹介を出してくれることを学びました。
これは結婚相談所でもやはり全く同じでして、成婚された女性会員さんから実際今も沢山ご紹介いただいています。
少しお話が脇道に逸れましたが、永遠に決められない方のお話に戻ります。
この方達は長い時間を要して結論を出せず、ずっとそこに留まることを選択する方です。
言い換えれば、「石橋を叩いて叩いて結果、渡らない」のです。
頭では今の現状を変えなければならない事は分かるけど、一歩を踏み出す勇気が出ないのです。
ここで一例をご紹介します。
Aさんは婚活を思い立ち、結婚相談所の門をくぐりました。
担当のカウンセラーさんに、
「できれば早いうちに成婚の結果を出したい。」
と伝えますが、Aさんは入会するに辺り心配な事が沢山ありました。
「・入会したらお見合いのお申し込みはどれくらいくるのですか?
・仮にお見合いが成立したとして、交際に至る確率はどれくらいですか?
・私はあまり身体が丈夫ではないので、結婚したらフルで働くのは厳しいと思うのです。
こういう考えを男性は嫌がりませんか?
etc・・・・・」
色々な質問を担当カウンセラーさんに浴びせました。
そのすべてに回答し、何とか納得できたかな?と感じたカウンセラーさんが入会の意思を問うと
「やっぱり不安で
少し考えてもいいですか?」
皆さんはこの事例をどう思われますか?
これは女性に本当にあるあるのパターンの一例です。
Aさんの頭の中で起こっている事をご説明しましょう。
Aさんの顕在意識は本当に「結婚したい」と思っているのです。
しかしAさんの潜在意識は、結婚に対してとてもネガティブなイメージを持っているのです。
経済的にどうかな?
年齢的に子供はどうかな?
自分の両親は不仲だったけど仲良くできるかな?
ぶっちゃけ一人の方が気楽だよな?
みたいな感じですかね
人間の意識を100%とするならば、顕在意識は2~3%、残り97~98%は潜在意識の領域と言われています。
顕在意識VS潜在意識の戦いがAさんの頭の中で起こっているのです。
しかし結果は一目瞭然です。
圧倒的有利に潜在意識が勝利を収めます。
結果、Aさんはよっぽど奇跡的な展開が訪れない限り、結婚出来ない人になってしまうのです。
どうしてそのようになってしまうのかというと、幼少期の記憶、親との関係(特に母親)、その他諸々の条件が重なりあい、その方によって理由は様々にあります。
男性に比べ女性は感情と思考の繋がりが強りと言われています。
つまり、潜在意識との繋がりも強いのです。
潜在意識は基本的に現状を維持しようとしますので、結果思うように行動ができない状況に陥ってしまうのです。
ではどうすれば良いのでしょう?
Aさん自身が自分の心の状況に気付き、潜在意識と対話して最初の目的地をきちんと設定し直すことが大事です。
結婚は意外といいものだ、と潜在意識が判断すればゴールはもう真近です。
しかし、これをなかなかお一人で成し遂げるのは難しいのです。
だって潜在意識というのは、「感情や感覚、イメージで判断を下す言葉を覚える前の子供で、理屈が通用しない私の部分」というものなのですから。
えっ?何を言っているか分からない??
かみ砕いて言えば、「自分では気づかない自分の一部」ですかね?
えっ全然分からない?
でも大丈夫です
そのためにいるのが私たちマリッジコーディネーターなのですから
婚活は、実はとっても精神的な面が結果を左右します。
婚活で成功を収めるコツは、皆さんの心がいかに健康であるかによります。
本日も最後までお付き合い頂き、有難うございました。