こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
婚活を何年も続けているのに上手くいかない人、いますよね
アリヨンスでも度々他の相談所で活動されている方からのお問い合わせを受けます。
「お見合いは組めるんです。
交際まで発展した方もいましたが、結局お断りをされてしまいました。
どうしたら上手くいくのかアドバイスを頂きたいです。」
このようなご相談を頂くことも多いです。
「婚活で上手くいかない理由」が分かれば上手くいく?
正直、「婚活で上手くいかない理由」さえ分かれば上手くいく、と思っている人が殆どです。
しかし、原因を突き詰めていくと、原因はそう簡単に直せるものではない事が殆どです。
何故なら人はそう簡単には変われないからです。
「三つ子の魂百まで」という諺がありますように、人が本来生まれ持った性質は後からカバー、修正はできても本質までも変えることはできません。
例えば、内向的な性格の人間がいきなり営業に配置換えをされたり、仕事柄どうしても人とのコミュニケーションを取らなければならなくなつたとしたら、努力で補うことは可能です。
ただしかし、それは営業向けに自分でキャラを作っただけで、本来の性格は内向的なまま変わることはありません。
ここを無理に変えるよりは、カバー、修正で最小限補うようにし、その人の長所を見つけてあげ、そこを伸ばすアドバイスをする方がよっぽど効果が上がります。
効果がでれは自信も付く、というようにプラスの相乗効果にも期待が出来ます。
隠れた問題点
しかし、最も厄介なのは当の本人がその問題点に気づいていないケースです。
これは意外にも、一件容姿や肩書きは素晴らしく、プロフィール上は非の打ち所がない人に散見されます。
お話をしても会話を広げるのが上手だったり、異性から見れば魅力的に映るだろうと思われる人たちです。
そんな訳で私も始めの入会面談では、気づかないケースもあります。
そんな人達の問題点は一言で言えば、「コミュニケーションの方法」にあります。
人は十人十色と言いますように、価値観や考え方は人それぞれです。
それを受け入れられないのが、婚活が上手くいかない最大の問題点なのです。
例えば、お相手が自分と違う意見を述べた時に、
「私とは合わない。」
と直ぐにNGを出してしまう人、結構います。
マリッジコーディネーター目線で言わせて貰えれば、
「貴方と全く同じ考え方の人は、この世には存在しませんよ」
となります。
「自分は誰とでも話し合いで解決出来ます。」と言う方も、良く良くお見かけします。
しかし、自分と違う意見とぶつかった時、その人は自分の意見がいかに正しいかという論点でお相手を論破しようとします。
結果お相手が根負けし、
「(めんどくさいからもういいや)それでいいです。」
と言うまでそれは続けられます。
勿論、私たち仲人にも同じです。
アドバイスは求めるが、アドバイスには全て否定で返してきます。
タチが悪いのは、全て無意識の行動である所にあります。
このような方達は、確かにお見合いは成立するし、交際も成立します。
ただ、2回目のデートの前に大体は交際終了の憂き目となります。
解決方法
自分は正しいことをしているのに何故上手くいかないんだろう?と思われる方がいましたら、そんな貴方に伝えられるアドバイスは2つです。
アドバイス1,「まずは自分を疑おう!」
人は自分のことを客観視することが難しいのです。
だからこそ、
「本当に自分は正しいのか?」
「相手から見たら自分はどう映っていたのか」
と、省みて欲しいのです。
アドバイス2, 人の考えは否定せずに受け止める
例えそれが自分では受け入れられないものであったとしても、
「そう言う考え方もあるんだな。」
と受け入れ、その方の価値観、世界観を尊重してあげましょう。
自分の正論で相手を論破することは、婚活においてマイナスにしかならないでしょう。
例えば貴方が辛い物が好きで、お相手が嫌いだったとするなら、辛いものも辛くないものも提供出来るお店を選ぶとか、お相手の立場になってお店選びをしてあげましょう。
例えば貴方がデートのお店を予約しておきたい人で、お相手がぶらり気ままなデートがお好みだったなら、今日は予約バッチリのデート、次回はぶらり着の身着のままのデートを提案してあげましょう。
罷り間違っても、予約を取る事がいかに効率的なデートになるかをお相手に力説してはいけません。
それはお相手の価値観、世界観を否定するに他ならないからです。
まとめ
人は誰でも、人に認められたいという承認欲求を持っています。
我を押し通そうとする人は、自分に自信が無い人です。
貴方は貴方で素晴らしい、自分も自分で愛すべき存在と思える人は、人に対して寛容です。
表面的な条件以上に、相手に寛容でいれる人、相手に感謝できる人は成婚していくように私は思います。
まず手始めに周りの人から当たり前にしてもらっていたことに感謝を返してあげましょう。
「有難う」
を口癖になるくらい言葉に出してあげましょう。
貴方の言葉や行動が変わるだけで、少しずつ貴方の世界が変わっていくことに気付く筈です。