こんにちは!アリヨンスのT君です。
あなたは他人に「○○すべきだ」と思ったことはありませんか?
例えば、婚活でいうと
- 会計の時に奢ってもらったら「お礼を言うべきだ」
- 店がいっぱいで入れない時に、店の予約ぐらいしておくべきだ
とか様々なシチュエーションで、「○○すべきだ」と思うことがあるんじゃないかなと思います。
こういう「相手に対する不満」は、実は自分が「気を使っていること」に対して不満を持つことが多く、逆に自分が「気を使っていないこと」はあまり気にならなかったりします。
例えば、
- 時間にルーズな人は、相手が時間に遅れてきたときに寛容
- お金の管理にルーズな人は、気前よく奢ってくれる
- 騒ぐのが好きな人は、他人が騒いていても気にならない
といったことですね。
人それぞれ、気になるポイントが違うんです。
この辺が価値観の合う・合わないというところにつながってきます。
- お互いに気を遣うポイントが「違う」と、価値観が合わずストレスが溜まり、
- お互いに気を遣うポイントが「同じ」だと、価値観が合いストレスが溜まらない
ということですね。
だから、相手に対して「○○すべきだ」と思うことは相手との価値観が違う部分ということになります。
価値観が違うことというのは、相手にそれを望んでも相手が重要だと認識していません。
- そのため、「確かにそれば重要な問題だな」と捉え、「相手が考え方を変えない限り」変わることは無いでしょう。
一度言って理解が得られないならば、考え方を変えてもらうことは難しいと考えた方がいいです。
そして何より、「○○すべきだ」と考えてイライラしてしまう自分自身が非常に損をしてしまいます。
「○○すべきだ」と考えてイライラしてしまうということは、他人の言動に「自分の感情が振り回されている状態」だということです。
- これは言ってみれば、自分で自分をコントロールできていない状態です。
他人に自分の行動(感情)を支配されているわけです。
そんな状態だと、自分の人生を自分の望む方向に進めていくのは難しくなります。
自分の人生を望む方向に進めるためには、自分をコントロールする必要があるからです。
他人に自分の行動(感情)を支配されている間は理性的な判断が難しくなるし、自分のために時間を使うことができないですからね。
「○○すべきだ」と思った時は、
- イライラする気持ちを持っても自分に何もメリットが無いこと
- 相手はそういう人だと受け入れたうえで、自分がどう判断するか
を考える必要があります。
そうでないと、「相手が何も変わらないのに自分だけがイライラしている状態」となります。
冷静に見ると、なんだかバカバカしいことですよね。
「○○すべきだ」と思った時は、イライラするのではなく「相手と価値観が違うんだな」と思って自分の感情を乱さないことが大切です。
その上で、
- 相手の価値観を受け入れる
- 一度言ってみて様子をみる
- 別の人を探す
という判断が必要になります。
どんな人でも相手に対して「○○すべきだ」と思うことはあると思いますが、この感情をいかにコントロールするかは婚活だけでなく、人生においても案外重要なことなので、身につけた方がいいスキルではないかなと思います。