過去に囚われない考え方

 

こんにちは!アリヨンスのT君です。

とても好きだった人にフラれてしまった場合、多くの人は、なかなかお相手を忘れられなくて未練が残ってしまうと思います。

 

いつまでも考えていても仕方がないということは分かっていても、ついつい考えてしまうものです。

別れというのはとても辛く、立ち直るまでに結構時間が必要ですよね。

 

こういった別れは時間とともに立ち直ってくるものですが、中には何年も引きずってしまう方もいます。

ある程度立ち直るまでに時間がかかってしまうことは仕方のないことですが、何年も引きずってしまうのは良いことではありませんよね。

 

この何年も引きずってしまうというのは、過去のことをずっと考えていることが主な原因です。

  • 「あの時○○してくれたのに、どうして態度が変わったんだろう」
  • 「自分の何がいけなかったんだろう」
  • 「どうすれば良かったんだろう」

といった答えの出ないことを、ずっと考えているからです。

 

時には、

  • いつも自分はこうなるんだ
  • もう生きてるのが辛い

といった自分の人生全般の否定に発展する場合もあります。

 

このような考え方をずっと引きずってると、良くなるものも良くならないですよね。

 

そんな状態のまま婚活を再開したとしても

  • また同じようなことが起こるんじゃないか

という気持ちが出てきてしまい、積極的な気持ちが持てなくなります。

 

人というのは、意識を向けたものに対して思考が拡大するという特徴があります。

  • 楽しいことに意識を向けると、楽しいことが拡大し、
  • 悲しいことに意識を向けると、悲しいことが拡大します。

脳は、意識した情報を探しに行くからです。

 

例えば、

  • 自分が買おうとしている車や、自分の持っている車は、街中で見かけるとすぐに気づきますよね。
  • 服が好きな人は、自分が好きなブランドの服なんかはすぐに気が付くと思います。
  • オリンピックが好きな人なら、街中でオリンピックの話題を聞いたら周りにたくさんの人がいたとしても、その会話を聞き取れるんじゃないでしょうか。

 

そういうふうに、脳は意識してないときに気が付かない情報でも、意識したことで強調して認識するという特徴があるんです。

 

  • つまり過去の不幸なことや、自分の欠点ばかり考えている状態というのは、「不幸な出来事や自分の欠点が拡大されて目につくようにる」ということです。

 

そんな思考になってしまうと、不幸で欠点しかないように感じてしまい、自分に自信を持つことはとても難しいですよね。

 

周りから見て、良いところがたくさんあるのに、すごくマイナスなイメージを自分に持っている人がいます。

そのような方は、大体過去に囚われています。

 

そのような方がまずすべきは、過去の自分との決別です。

  • 未来は「過去からの延長ではなく」、「現在の延長」であること
  • 過去は変えられないこと
  • 現在は今の行動次第でいくらでも変えられること

 

まずは、このことを認識する必要があります。

このことを認識すれば、

  • 過去ではなく、現在に意識を向ける必要がある

ことに気づくと思います。

 

「過去は過去」で「今は今」です。

同じものではなく、まったく別のものです。

 

過去を振り返るときは、楽しかったことや、改善の材料を探すときのみに留め、今をどう生きるかを考えていくことが大切だと思います。