婚活がうまくいかない人は「過去の経験で考える」とうまくいかない

 

こんにちは!アリヨンスのT君です。

今回はちょっと厳しい話になりますので、イラっとしてしまう人もいるかもしれませんが、とても大事な話をします。

 

こういった厳しめの話は他人から聞いても素直に耳に入らないので、人からのアドバイスではなく本や記事などから知識を得て、自分自身で納得していかないと解決が難しい問題でもあります。

「なんとかして現状を変えたい」と思っている人だけ、今回のブログを見てくださいね。

 

 

婚活の成功体験がたくさんある場合は過去の経験から考えるのがうまくいきやすいのですが、

うまくいかない状態が長く続いている場合は、過去の経験からの判断は間違っていることが多いです。

 

  • これは、知らないうちに失敗体験が潜在意識にすり込まれて、自分を守るために「うまくいかない考え方になってしまう」ためです。

怖いのは、いつの間にか自然とそういう考え方になってしまうということです。

 

あなたがそんな思考になってないか、チェックしてみてくださいね。

 

人が過去の経験に基づいて判断することは自然なこと

 

人が過去に経験したことをもとに物事を判断するのは自然なことです。

人類の歴史は、ほとんどの時間で狩猟をしている生活でした。

今でこそ、危険に怯えることなく安心して生活を送れるようになっていますが、このような生活は近年になってからです。

 

そのため、危険な場所や危険なことを学習することは、危険を避け、生き残るためにはとても重要なことだったんです。

 

もちろん、今でも命に関わることに対して学習することは重要なことですが、命に関わらないことに対しても、その学習効果が発動されます。

 

婚活ではマイナスに作用することが多い

 

婚活でうまくいかなかった場合、きちんと原因を分析しないでいると

  • こういう事は、やってもうまくいかない
  • こういうタイプの人はこうだ

といったように、漠然と大枠で決めつけをしてしまいます。

嫌な思い出をわざわざ思い返して分析するというのはとても苦痛な作業です。

そのため思い出すことをせずに、大きなくくりで「こういうのはダメだ」と思ってしまうのです。

 

ですが、このような決めつけは、成功する可能性を自分自身で潰していることになります。

失敗したくないという危険を避ける意識も相まって、成功を遠ざけているんです。

 

  • こういった判断は、成功するための判断ではなく、失敗しないための判断なんですよね。

 

このような考え方になると、せっかく良い情報に出会えたり、良いアドバイスを受けたとしても、ほとんど反射的に自分自身でその情報の価値を否定します

 

そして、自分にとって都合の良い情報だけを拾ってきてしまいます。

例えば、「女性の話を否定し持論を展開したことで機嫌を損ねた」としても、「相性の話」をネット上から探してきて、

  • 今回は相手との相性が悪かった。今度は話が分かる女性を探そう

といった行動をとることになります。

 

うまくいってない自分自身で、数ある中から選んだ都合の良い情報ですから、実践したとしてもうまくいかないのは、しかたのないことです。

 

そもそもそのようなやり方でうまくいくのなら、すでに一定の手ごたえを感じていて悩んでないと思います。

 

 

うまくいかないことを経験した場合、

  • 「こういう事は、やってもうまくいかない」、だからやめよう

と考えるのか

  • 「こういう事は、やってもうまくいかない」、どうしたらうまくいく?

と考えるのかで、その後の展開は大きく変わってきます。

 

「どうしたらうまくいく?」を考えていくと、本当の原因を突き止めることもできると思います。

それに、うまくいかなくても、その中には「良かったこと」も含まれてるはずです。

 

それを、十把一絡げに、全て切り捨てるのはとてももったいない事ですよね。

うまくいったことは経験として獲得し、原因だけ改善すれば、その後の婚活の糧になるんですが、切り捨てると良かったことも含め、全て捨てることになります

 

 

また、相手に対しても、

  • 「こういうタイプの人はこうだ」、だからやめよう

と考えるのか

  • 「こういうタイプの人はこうだ」、でもこの人はどうかな?

と考えるのかで、相手の見え方は変わってきます。

 

人はまったく同じ人は基本的にいないので、初対面の人をステレオタイプのような特定の型に当てはめてみても良い事はありません。

傾向はあるかもしれませんが、違う部分もたくさんあると思います。

 

ここでも、うまくいかなかった時は

  • 相手のどんな部分が原因でダメだと思ったのかをよく分析しないと、相手の雰囲気や表面的なものだけで切り捨てるということになります。

 

 

結果として、「なんとなく合わない」といった明確な理由なくバッサリ切り捨て、そのうちに「良い人がいない」となってしまいます。

 

うまくいってない人は何をもとに判断すればいいのか?

 

長い間うまくいってない人が過去の経験をもとに判断をしても、成功する可能性は失敗のたびに低くなります。

なぜなら、先ほど言ったように上手くいかないものを大枠で切り捨ててしまうという「失敗しないための考え方」になっているからです。

 

うまくいかないものをどんどん切り捨てると、最終的には何やってもダメで、何したらいいか分からない状態になってしまいますよね。

 

もしも、ちゃんと原因を分析して解決しようと努力しているということであれば、それなりに手ごたえを感じていると思いますのでそのまま諦めずに続けてください。

 

努力はしてるけど手ごたえを感じていないなら、方向性が間違ってる可能性が高いです。

その場合、自分と似たタイプでうまくいっている人の話を参考にするか、私たちのようなプロの婚活カウンセラーに聞く方が成功までの道筋は見えやすいです。

 

アリヨンスでも有料になりますが、会員さん以外でも婚活相談を受け付けていますので、ご興味のある方はお問い合わせからお問い合わせ下さい。

 

ただし、道筋が見えたからと言ってうまくいく訳ではありません。

 

  • 一番重要なポイントは、「自分の過去の失敗経験による反射的な判断を発動させない」ということです。

これが発動すると、行動にブレーキがかかるため、いくらいいアドバイスを受けても否定し、行動できません

 

これを発動させないためには、「自分で判断すると間違える」ことを素直に認めることが必要です。

その上で、「未来を変えていくために、面倒がらずにアドバイスを参考にしてやってみよう」という判断を下すことが大事なんです。

 

こういったことは他人から言われても、そう簡単に納得してできることではありません。

他人から言われたら自分を否定されたように受け取ってしまい、反発する気持ちになってしまいますからね。

 

自分自身で納得してはじめてできることです。

自分の過去の経験を否定し、他人の意見に従ってみることはなかなか難しいことかもしれません。

でも、これができるようになると、いい意味で未来は違った展開になってくると思いますよ。