こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みか です
最近、とある知り合いから結婚のゴタゴタに関する相談を受けました。
内容は下記のような事です。
A君とBさんはそれぞれ結婚情報紹介サービスを介して知り合いました。
お見合いの申し込みをしたのはA君ですが、交際が始まるとBさんがA君に先に好意を抱くようになりました。
Bさんの気持ちに応えるように、A君も将来の結婚相手としてBさんを意識するようになり、二人の仲は急速に深まっていきました
そして、交際を始めて程なくして、A君はBさんに、プロポーズをしたのです
もちろん、プロポーズは大成功
それぞれ離婚歴のあった2人は、ゆっくりと2人の生活を作っていこうという事で、お互いに納得して、まずは同棲から始めることを決めました。
しかし、です
ここで事件は起きました
なんと、あんなにラブラブだったはずなのに、A君がBさんに同棲の延期を申し出たのです
(しかも、ラインで)
突然の申し出にBさんが理由を尋ねると、
「この前泊りに来た時の服装や、Bさんの匂いが気になり、あと、エッチの相性も悪いので、生理的に一緒に生活するのは無理、というか、とうてい結婚相手としては見れなくなった」
とか
この期に及んでそれを言うか
この時Bさんは、A君と結婚するため、既に会社を退職していました(新しく住む予定の場所からは遠くて通えなかったからです)
それを分かった上での、この一方的な台詞
この決定的に破壊力のある言葉を受けてBさん、
「もう、この人とはやっていけない」
と決断してしまいました
生理的に無理、とうてい結婚相手としては見れなくなった・・・この決定的に破壊力のある言葉を言われたら、普通はそうなりますよね
Bさんは、A君に婚約不履行の申し立てをする事を決め、慰謝料を請求することとなりました。
それを知ったA君
「色々考えなおして、もう一度Bさんとやり直したい」
と知り合いに相談してきました。
知り合いも答えに窮し、私に相談してきたのですが
・・・無理だっちゅうの
この言葉を言ったら、相手はどのように感じるか、A君には想像することが出来なかったのです。
あんなことを言ったのは、マリッジブルーになってしまっていたから、という理由で切り抜けようとするA君。
Bさんは、A君に言われた言葉をきっと一生忘れることはできないでしょう。
だって、
「貴方の事は愛していませんでした」
と言っているのと、同じことですもん
末永く結婚生活を続けるためには、お互いを思いやる深い愛情が必要です。
このエピソードはそれを物語る一例といえるでしょう。
結婚は終わりではなく、新たな人生の始まりなのです。