こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
本日は、相談所を移ろうかどうか迷っている方に向けて、正しい決断をするためのアドバイスをお伝えさせて頂きます。
今の相談所を辞めた方が良い?続けた方が良い?
いよいよ春本番ですね
花粉症は辛いけど、なんだか心がウキウキしてきますね
春は実は結婚相談所の入会ラッシュの季節でもあります。
何事も始めの一歩は春から、というのが日本人の心に根付いているからなのでしょうかね。
ところで結婚相談所に入会を検討されている方は、実は婚活が初めて、と言う方ばかりではありません。
マッチングアプリで長年婚活をされていて上手くいかなかった方や、他の結婚相談所から移籍してくるかたもいます。
マッチングアプリから結婚相談所に移る方は何となくそのお気持ちが分かるような気がしますが、他の相談所で既に活動をされているにも関わらず敢えて移籍を検討する理由は何処にあるのでしょうか?
前提として、婚活の現状が芳しくないという事があるのでしょうが、果たして上手くいかない理由が相談所を替えることによって補われるものなのでしょうか?
実はその理由如何によっては、今在籍している相談所で活動を続けた方が良いのでは?と言う事もあるのです。
今相談所の移籍を検討されている方は、何故自分が今の相談所を辞めたいと思っているのか、よくよく考えてみて頂きたいのです。
移った方が良いケース
例えば以下の理由で今の相談所を辞めたい、と思っているのであれば是非、他の相談所を探された方が良いでしょう。
・自分の望むサポートが受けられない
・個人型相談所でカウンセラーさんとの相性が悪い
・そもそも相談所の加盟している結婚相談所連盟以外の所でお見合いを組みたいと考えている
自分の望むサポートが受けられない
例えばとても心配性な会員さんで、自分の質問にはすぐ返信が欲しい方は、大手相談所は向かないと言えるでしょう。
大概会員さんが活動をされて「困った!」となるのは、お仕事終わりのお時間、つまり相談所の営業時間外の事が多い事が予測されます。
LINEやメッセージでお相手と連絡を取り合うのは、大概そのようなお時間ですし、色々今後の活動の事を思案するのもやっぱり一日が終わり気持ちにゆとりができた時間帯ですからね。
そこで、翌日に返信がくれば良いのですが、翌日がたまたま担当カウンセラーさんのお休みと重なってしまっていたら、返信がくるのは翌々営業日以降ということになってしまいます。
対面でのご相談も予めご予約が必要な所がほとんどですから、カウンセラーさんとのスピーディな連携を求めるのは難しいと言えるでしょう。
個人型の相談所であれば、時間外にも結構対応してくれますし、お電話や対面でご相談されたい時も融通が利きやすいでしょう。
個人型相談所でカウンセラーさんとの相性が悪い
これは早急に移籍を考えた方が良いパターンと言えます。
カウンセラーさんも千差万別、あらゆる人との相性バッチリなんて人はそもそも存在しません。
折角対応下さっていても、なんだか自分の望むものとは違うことを押し付けてくる、アドバイスがそもそも時代遅れ、等ご自身の中で「これはちょっと違うな!」と感じるのであれば、カウンセラーさんとのそもそもの相性が悪いことが想定されます。
大手相談所であればカウンセラーさんは複数人いますので、カウンセラーさんの変更希望を出せば対応してくれるでしょう。
しかし、個人型相談所はカウンセラーさんがお一人の所がほとんどですので、やりづらさを抱えながら活動を続けるよりは他の相談所を検討された方が良いかと思います。
そもそも相談所の加盟している結婚相談所連盟以外の所でお見合いを組みたいと考えている
日本には様々な結婚相談所連盟が存在します。
日本結婚相談所連盟(IBJ)
日本ブライダル連盟(BIU)
日本結婚相談協会(JBA)
良縁ネット(Rnet)
上記を含め約12の連盟があるそうです。
会員さんはそもそもご自身の所属している相談所の加盟している連盟の中でしかお見合いを組むことが出来ません。
なので、「ここの連盟の会員さんとはご縁が無かった。他の連盟に所属している人とお見合いが組みたい。」というのであれば、ご自身の希望する連盟に加盟している相談所に移るしかない、と言う事になります。
今の相談所で活動を続けた方が良いケース
対して、次のような理由で移籍を検討しているのであれば、今の相談所で活動を続けることをお勧めします。
このケースの場合、気を付けて頂きたいのは、相談所を移りたい表面的な理由(顕在意識が伝える理由)は別な言葉で表されるという事です。
本人は「今のカウンセラーさんとの相性が合わないから。」と思っていても、潜在意識では違う思惑があるケースとして見て頂きたいのです。
なので、以下は潜在意識が伝える相談所を替えたい理由として読み取りください。
・カウンセラーさんのサポートを必要としていない
・自分の必要とした時にだけカウンセラーさんを頼りたい
・婚活が上手くいかない原因を他者に求めている
カウンセラーさんのサポートを必要としていない
稀にですが、相談所のシステムだけを使いたい、という方がいます。
本心はカウンセラーさんのサポートを全く必要としていない、むしろサポートそのものをうっとおしいと思われる方がいるのです。
ただ、どこかの相談所に加盟しない事にはお見合いが組めないので、取り敢えず自分の望む連盟に所属している結婚相談所に入会した、と言う方は下手に他の相談所に移ったところでうっとおしさが変わることは無いと言えます。
このような方は、大概カウンセラーさんも扱いづらく思っているケースがほとんどです。
なので必要最小限の事はして差し上げても、本当にその方に必要なアドバイスは届かなくなってしまいます。
下手に何か言ってご機嫌を損ねられることを警戒されてしまうからです。
その方の婚活が上手くいかない理由は本当はその方のエゴに潜んでいる事がほとんどです。
なので、他に移ったとしても結果は同じ、と言う事になります。
自分の必要としたと時にだけカウンセラーさんを頼りたい
カウンセラーさんのサポートは欲しいけど、自分が知りたい事以外のアドバイスを受けると不機嫌になってしまう方がいます。
「そんなことは自分で決めます!」
こんな感じですかね。
このような方は、ご自身と違う考え方の人間の意見を「なるほど、そのような考え方もあるのだな。」と受け入れることができません。
カウンセラーさんも人間ですので、何でもツーカーで気持ちが分かり合える訳もなく、たまにこのような方の地雷を踏んでしまいます。
「もっと上手にサポートして欲しいのに・・・」と不満を抱えて他の相談所に移ったとしても、やはり同じようなことが起こります。
つまりは時間とお金の無駄になります。
担当カウンセラーさんと意思疎通を図る努力をすることの方が先決と言えます。
婚活が上手くいかない原因を他者に求めている
ご自身の婚活が上手くいかない原因は、このような方の目線で見れば、
「お見合い相手の性格が悪かった」
「カウンセラーさんのアドバイス通りにやったから、カウンセラーさんの力不足だ」
「自分の条件通りの人とお見合いが組めないので、他の連盟で探す」
このような感じになるでしょうか?
勿論たまたまお相手が悪かった、タイミングが悪かった、等理由はあるでしょうが、全ての原因を他者に求めてしまう方がいます。
このような方は、相談所が変わったところで条件が変わる可能性はとても低いと言えます。
先ずは、ご自身の活動の振り返りをしてみることから始めた方が軌道修正はしやすいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
婚活は結局はお相手ありきの活動です。
お見合はプロフィールありきのものですから、条件も大事でしょう。
そして、活動する舞台の良し悪しも欠かせません。
しかし、本当に大事なものはそこではないように、私は長年の仲人の経験から感じています。
ご自身をサポートしてくれるカウンセラーさんや、お見合いのご縁を頂いたお相手に感謝の気持ちで接することができる方が、結局は早くに成婚されていかれるように思います。
たまたまラッキーに成婚できたとしても、お相手に対する思いやりの心が無ければ結婚生活は破綻します。
もしかして上手くいかないと思っていた婚活も、思いやりの気持ちひとつで結果は劇的に改善できるかもしれませんよ