こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みか です
それは木々の緑も青々とした、初夏のある昼下がりの出来事でした。
私は、会員さんの紹介で入会面談を申し込んできた男性と、新宿のカフェで待ち合わせをしました。
彼の名前はAさん、ダンディな魅力を持ちながらも、なかなかに主張の強い男性でした。
Aさんは仕事の関係で、海外在住の経験をお持ちでした。
当然のことながら英語はペラペラ、お話をしていてもご自身に対する揺るぎない自信が伝わってきます。
今までの事情をお訪ねすると、暫く婚活アプリで活動していたのですが、上手く行かず相談所に入会しようと思い立ったとのことでした。
面談では、Aさんの今までの生い立ちも含めて、色々なお話をしました。
彼は、本当の幸せを望んでいたのです。
そんなこんなで一度入会を決め、アリヨンス提携の写真館まで予約していましたが、その直前にAさんは、
「最近友人の紹介で知り合った女性と、結婚前提でお付き合いをすることになりました。
なので、申し訳ないのですが入会はキャンセルさせて下さい。」
と来たのです。
「うぅ~ん、そう来たか」
勘の働く私、何かあるような気はしていましたが、想定外の展開でした
しかし、話はここで終わりではありませんでした。
月日が経ちまして、真夏の太陽が燦燦と照り付ける8月に、彼は再びアリヨンスを訪れたのです。
私「結婚前提の方とはどうなったのですか?」
Aさん「色々ありまして、やはりみかさんのお世話になることに決めました」
この間に色々あったようですが、今度こそ決心を固めたようでした。
彼は仕事の出来る男性であると同時に少年のような一面も持ち合わせているのです。
そんな彼に、(なんか、可愛い所もあるな)なんて感じながらも、今度こそは入会手続きを頂きました。
さて、いざ活動がスタートすると・・・
恋愛経験が少ないせいか、婚活をする上でのAさんの拘りは、何といっても容姿
申し込む女性は軒並みモデル並みの美女ばかりです。
それを嗜めても、なかなかAさんの拘りはとれないようでした。
人間誰しも十人十色、彼もその例外ではありません。
会員を通して、私も学習します。
彼と話をして、私はある事に気づきました。
彼が欲しいのはアドバイスをしてくれる人ではなく、自由に活動させてもらえる環境のようでした。
下手にアドバイスをすると、逆に不機嫌になってしまうので、途中から必要最小限のことだけを伝えるように対応の仕方を工夫しました。
Aさん、なんだかんだ言っても策略家でとても頭も良い男性ですので、今では交際中のお二人の内のお一人に、真剣交際候補を絞ってきています。
お見合いもそこそこ組めて、結婚相談所の女性には満足もしているようです。
「みかさんの書いてくれたPRを見て、会ってみたいと思ったと、何人かの女性に言われたんですよ。
こんなにきれいな方々とお見合いが組めたのはみかさんのお力も大きいです。
素晴らしいPRを、有難うございました」
なんて嬉しい事も言って下さいます。
私の見立てでは、仕事で成功されている分、女性の気持ちを汲むのが下手で、女性から見れば手がかかる男性です。
そんな彼の個性的な魅力が上手くお相手に伝わると、きっと成婚も早いのでしょうね。
会員さんと触れ合う内に段々と情が生れてくるのも確かな話。
ここで出会ったのも何かの縁と、精一杯サポート中です
Aさん、頑張って