こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
本日は結婚相談所での活動の基本ともいえる「お見合い」で、なかなか交際希望のお返事がもらえない方の根本的な理由を具体的な事例を基に紐解き、その解決策をお伝えしたいと思います。
何故かお見合いでいつもお断りをされてしまう
相談所での活動は「お見合い」から始まります。
そもそもお見合いが組めなければ婚活は始まりませんので、「お見合いが成立する」ことは活動必須要件の一つ、とも言えます。
お見合が成立するか否かはプロフィールの内容に大きく左右されますので、お見合いが成立しやすい人、しずらい人がどうしても存在します。
だからと言ってお見合いが成立しやすい人が婚活の勝者となり得るか?というと一概にそうではありません。
私の経験では、逆にお見合いが成立しやすい人の方が、婚活でスランプに陥りやすいようにも思えます。
お見合は成立するけれど、お見合いから交際に進展しない、交際から真剣交際に進展しない人が一定数存在するのです。
今回はその中でも「お見合いから交際に進展しない人」についてお話をしていきます。
「お見合いは成立するのに何故交際OKのお返事がもらえないのだろう?」
その答えを知るのは、お相手に理由を単刀直入にお聞きするのが一番です。
本人は気付かないお断りの本当の理由
IBJのアプリではお断りの場合、お断り理由を入力しないと先に進めないようになっていますし、お相手相談所にお断りの理由をお聞きすることも可能です。
しかし、お聞きしたとしても、「フィーリングや価値観が合わなかった」とやんわりとした理由が返ってくることが殆どです。
逆に自社会員がお断りの場合は、もともと会員さんとの距離感が近いアリヨンスでは、かなり具体的なお断りの理由を聞くことができます。
そのような訳で、自社会員のお断りの理由から、自社会員がお断りをされる理由を連想することも、仲人としての経験を積んでいくうちに出来るようになりました。
お相手会員に「これはとても無理ゲー」とお断りをされる理由は主に次のようになります。
・身だしなみやマナーに問題がある。
・一方的に自分の話をする
・相手の話に会話をかぶせて話す。
・自分からはほぼしゃべらない。
・質問に「イエス」「ノー」でしか返さない。
・こちらの話に興味を示してくれない。
・お互いの家族との関係性で不安を感じた。(将来の介護の不安や、子供との関係性など)
ここまでは自分でも何となく察しやすいお断り理由です。
次からは自分では上手くいったと思ったお見合いでのお断り理由です。
・お相手の具体的な生活を聞いて、無理と思った。(家事を一切しない、一人暮らしの経験が無いなど)
・お金の使い方が無理と思った。(趣味などにお金をかけていて、結婚後もそこは譲らないことが予想されるなど)
・自我が強すぎると思った。(自分の考えには合わせてくれないだろうと連想されることを言っていた)
・ジョークのつもりで言った言葉がお相手を深く傷つけていた。
・セックスアピールが強すぎた。
楽しい会話の中で、実はこのような事をお相手に思われていた、ということになりますね。
人って怖いですね。
対策
では、連敗続きのお見合いで、ひとつでも交際OKのお返事をもらうためにはどうしたら良いのでしょうか?
人は心で思ったことは、心を許せた相手にはついついしゃべってしまうという傾向があります。
お見合の席でも、お相手が感じよくお話を聞いて下さると、受け入れてもらえた嬉しさから、ついつい本音トークをしてしまう、ということもあるのです。
そうならない為には
・普段の日常をいつでも結婚生活OKなように立て直しておく(家事などで困らないよう自立しておく)
・自分が望む結婚生活はどのようなものなのか、日ごろから具体的に考えておく(お見合いでの価値観の擦り合わせに必要)
・会話のキャッチボールができるよう、事前にお見合用の質問を用意しておく。(会話が苦手なりに努力をしている姿勢が分かればお相手の態度も変わります)
・お相手が話している時は、会話の内容について、さらに深く質問をする等、貴方に興味がありますよ、と分かりやすくアピールする。
・お相手に対する敬意を忘れずに、マナーや会話の内容に気を配る。
上記のようなことに気を付けていくのが良いでしょう。
特に結婚後はお互いにそれぞれの時間を優先するのか、常に一緒の時間を多く持ちたいのか等、人によって望む結婚生活は様々です。
それを曖昧にではなく具体的に考えておくことが、結果お見合いの席での会話で「この人とならこういう結婚生活になるのかな?」とお相手にイメージさせることが出来るようになるのです。
いかがでしかた?
皆さんの婚活が幸せなゴールに繋がるよう願っています