こんにちは。

アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

 

今回はちょっとシビアなお話になります。

結婚相談所側では入会や活動をお断りするケースが時々あります。

「え?そんな人いるの?びっくり

と思われる方が大半だと思いますが、どんなケースがお断りとなるのか、お話ししたいと思います。

 

入会や活動をお断りする事例

結婚相談所ではすべての方の入会を受け入れている訳ではありません。

そもそも結婚相談所のサービスは形のあるものではありません。

人を介しての目に見えないサービスそのものが商品となる訳ですから、物のように買って終わりというものではありません。

なので良いサービスを提供するためには、お互いの信頼関係の構築がとても大事になってきます。

 

そのような訳でサービスを提供するに辺り、結婚相談所や他の活動会員さんが危害を被る危険性が危惧されたり、定められたルールを順守できないと判断された方は、入会をお断りするケースもあります。

 

また、入会後も定められたルールを順守できず、他の会員さんに迷惑をかけたり、自分の意に沿わない時に激高しカウンセラーを恫喝するような場合、退会を促すケースもあります。

 

以下は、実際にアリヨンスで起こった事例です。

 

活動費用の値引きを要求された

入会諸経費を値引いて欲しいとの申し出に、入会諸費用の支払いが困難であるということはそもそも成婚料の支払いも難しいのではないか?また、他の会員さんとの平等性に欠ける旨ご説明し、結果として入会をお断りさせて頂いた。

 

他の相談所を何社もクーリングオフしてきたことが発覚

クーリングオフはそもそもお客様を守る最終手段であり、気分で簡単に権利行使するものでは無い事を説明、入会をお断りさせて頂いた。

 

契約を取り交わした後に、精神の疾患を告げられた

本人は実際に就業して対価を得ており、仕事や家庭生活を営むことに支障はないと申告していたが、活動開始してすぐに感情のコントロールができないことが発覚。

日常生活に支障をきたす程とカウンセラーは判断、一度もお見合いをすることなく退会頂いた。

 

入会面談では常識人の印象だったが、活動開始後に豹変

すぐに自分の意に沿わないことがあると、執拗にLINEを連打したり、カウンセラーを脅迫。

また、常識の枠を超えた深夜帯での電話。
最終的には活動開始後間もなく、自らの意思で退会。

 

成立したお見合いを自己中心的な理由でキャンセル要求

成立したお見合いをキャンセルする場合は原則10,000円の違約金が発生するというルールがそもそも守れず、適当な理由を付けて違約金無しでキャンセルしろと要求してきた。

カウンセラーが承諾しないことを不服として、その後退会。

 

いかがでしょうか?

お客様にはその方なりの道理があるのかも知れませんが、そもそも活動を受け入れることによって他の会員さんや他の相談所にご迷惑をおかけすることが危惧されるケースは入会や活動の継続をお断りしています。

 

相談所で活動するための資質

活動会員さんには、決められたルールを守り、常識的な活動をすることが求められます。

 

アリヨンスで活動をされている会員さんは皆さん良識のある方で、上記のように公序良俗に反するようなことをする会員さんはいません。

 

常識的にどうかな?と思う事はこちらからも指導をしますが、大の大人に叱りつけるというようなことは私はしません。

丁寧に事情を説明すれば、ご理解頂けることがほとんどだからです。

 

それでも改善が難しい会員さんは比較的早い段階で見極めるようにしています。

そのような訳で活動を開始されてすぐに、問題のある会員さんは退会することとなります。

そしてそれは本当に一部の人で、上記のようなケースはとても稀です。

 

殆どは入会面談の時点で、サポートが難しいという方は線引きをさせて頂いているからです。

これは大手を含む他の相談所さんも一緒だと思います。

 

私が以前勤務していた生命保険会社でもその辺は厳しく教育されていました。

生命保険は医的な問題だけではなく、加入できない方がいます。

暴力団関係者やその家族、マネーロンダリングが疑われるお客様等は勿論加入することができませんし、過去にクーリングオフや解約、解除の経歴のあるお客様は、拠点長の承認を得なければ申込書そのものが作成できなくなっています。

そして、契約時にはきちんと保険を継続する意思がある旨の意向確認を取る事が義務付けられています。

 

まとめ

結婚相談所も保険も形のないサービスです。

手に取ってそれはどんなものなのか?と見定めることが出来ないサービスだからこそ、お互いの信頼関係がとても重要になってくるのです。

 

結婚も、契約を取り交わすという意味では同じではないかと私は思います。

お互いの意思や価値観を尊重し合い、家族となっていくという長い長い契約です。

その道のりは決して平坦ではないかもしれません。

しかし、その先が明るい光に満たされることを私は願って止みません。