こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みか です
いい人いない~の真実
婚活が上手くいく人と行かない人の決定的な違いってなんだと思いますか?
まず言えることは、婚活が上手くいかない人は、大体
「いい人全然いない~」
と言います。
これは、上手くいかない原因はお相手にあるという考え方です。
「いい人がいないから、自分がどんなに頑張っても報われないんだ」
となるわけで、そのような思考に陥っている時は、自分の婚活の手段ややり方を振り返ることを完全に忘れ去っています。
実際の体験から学ぶ
これは、知り合いのお仲人さんから伝え聞いたお話になります。
とある女性会員さんのお話です。
彼女は精神の疾患を持ち、普通の人のようには働くことができませんでした。
そのような訳で、とある男性と真剣交際まで進んだものの、成婚を前提に話が進み出したところで、お金の問題が勃発したそうです。
男性はパートなどでも良いから彼女に働いて欲しいと言ったそうですが、彼女はそれを受け入れず、結果破談となったそうです。
当時彼女を担当した仲人さんは、私にこのように言いました。
「仕方無いと思う。
釣り合いが取れていないもの。
私が男性だとしたら、結婚相手に彼女は選ばない。
なんで高いお金を払って結婚相談所に入会し、障害のある人と結婚し、彼女の面倒を見なければならないの?となるもの。
それでも彼女と結婚したいという男性を有難いとは思わないんだよね、こういう人って。
自分の婚活市場での価値を全然分かっていないのよ。」
なかなか辛辣ですが、一理あると私は思いました
その女性会員さんは精神の疾患はあるもののパートで働くことができないほど重度ではなかったそうです。
釣り合いとは?
彼女の言っている「釣り合い」、実はこれが婚活の成功を大きく左右するカギになります。
例えば、100円で150円のお菓子を買うことはできません。
婚活にもこれが言えます。
婚活で不利な条件を持つ人は、その分お相手にも条件面で譲ることが必要となります。
いわゆる、本当の意味での「ギブ&テイク」が必要な訳です。
ところが実際活動している会員さんを見ていると、自分の不利な条件分を譲るというよりは、お相手のスペックで不利な条件を穴埋めしようとする方が多いのです。
例えば、
お金がない女性は年収の高い男性を求める。
年収の低い男性は女性に完全共働きを求める(家事分担は頭に無)
親の介護が心配な男女は、親が早くに他界していたりと親の介護の心配のないお相手を求める
となるわけです。
その分自分は譲るという考えは、頭からポッカリ抜け落ちているのです。
そして成婚される方を羨ましがり、自分はついていないと失望するのです。
ここで仮にこちらが譲歩案を出しても、そのような方は抵抗を示すことが多いのです。
「事情があるから自分の不利な条件は仕方ないのだ」と・・・
これは、「ギブ&テイク」の精神からは遠くかけ離れた考えに他なりません。
真の「ギブ&テイク」とは
例えば、事情があって今まで正規の仕事に就くことができなかったのであれば、資格を取ってスキルアップを図ろう、と自己啓発をすれば状況は改善するでしょう。
例えば、体重オーバーでなかなかお見合いが組みずらいというのであれば、ダイエットを死ぬ気で頑張るか、お相手が同じように太めの方でも目をつむれば良いと思います。
自分が不利な条件を持っている分、お相手の不利な条件を呑むか、それが嫌ならば自分が変わる、それが婚活市場での真の意味での「ギブ&テイク」なのです。
簡単なようで、なかなか難しいのは書いている私も知っています。
それでも自分の置かれている状況を変えたり、お相手に譲れないのであれば残る道はただ一つ、そのようなあなたを受け入れてくれ、あなたが好きになれる人を見つけられるまで文句を言わず頑張る、これしかありません。
ただ、私の経験上、大体の方は「いい人がいない」と失望し、諦めてしまいます。
その時点であなたは自分で自分の未来を決めているのです。
今までも何度かお伝えしていますが、未来は親が決めているのでも、神様が決めているのでもありません。
持って生まれた宿命は変えることはできませんが、運命は自分の行動で変えていくことができます。
あなたの未来は、他の誰でもない、あなたが決めているのです。
それを忘れずに、この超辛口なブログを読んで気づきを得られた方は、きっと運命の神様が微笑んでくれることでしょう