こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
本日のお題は、私が気付いた隠れ「モテない人」についてお話したいと思います。
アリヨンスを立ち上げてもうすぐまる4年になります。
最初は手探り状態でのスタートでしたが、お陰様で会員さんも順調に増え、今まで沢山のお見合いを組ませて頂きました。
そして幸せに成婚して行かれるカップルも何組か見送ることができました
今回は今までのマリッジコーディネーターとしての経験から気づいた事をお伝えしたいと思います。
その名も「隠れモテない人」について、です。
ルックス良し、話し上手、気遣い上手、その他の条件良し、という会員さんが沢山いたら、相談所はとてもお見合いが組みやすいですよね。
アリヨンスにも、プロフィール上はとてもモテる会員さんがいます。
男女問わず、そのような会員さんが何割かいらっしゃって、お陰様で沢山のお見合いをこなしてくださいます。
これだけ沢山のお見合いが組めているのだから、すぐにも成婚できるか、というとそこはそうでもありません。
逆に年収や、お住まい、年齢やルックスで、お見合いを組むことそのものがとても大変な会員さんがいるのも事実です。
そのような会員さんは、成婚そのものが難しいか、というと一概にそうでもありません。
成婚できるかどうか、一番肝心な事はお見合いではなくて、交際中になってから真価が問われてきます。
お見合いはプロフィールの優れている方が有利ですが、交際となると焦点は別のものにシフトしていくからです。
「いかにお相手の気持ちに寄り添えるか」
交際中にお相手の心を射止めるかどうかのポイントはこれに尽きます。
これが出来ず、どうしてもご自身の拘りが強い人は、交際中になってもすぐ交際終了の憂き目に遭ってしまうのです。
お見合いは沢山組めるけど、とりあえず交際は成立するけれど続かない、という方は知らず知らずのうちに「隠れモテない人」になっている可能性があるので要注意です。
これは、少し話をしただけですぐ分かる人と、ある程度の時間お付き合いを重ねないと気づかない人、がいます。
簡単に言うならば、お相手の意見に共感できない人、がその人です。
会員さんと話をして、こちらの話した言葉に、素直に「そうですね」が言えず、必ず否定文を付けてくる人がいます。
例えば
「以前のお見合い、大変でしたね」
「いえ、そんなことはないですよ。
私は(僕は)、今回のお見合いの結果はそんなに気にしていません。
話をしてお相手とはご縁がなかった、というだけですから。
そもそも・・・・ここから婚活の持論を展開・・・」
一旦、和やかな会話ですが、この会話の裏には大事な事が隠れています。
このような会話になる人は、実はプライドが高い人、「こうあるべき」が強い人。自己顕示欲の強い人である確率が高い人です。
また、自身の話となると長い人、LINEなどの文面が長い人、も要注意です。
これは自分の事を相手に理解して欲しい、という感情の現れでもあるからです。
例えば男性の断り理由によくある事、
「とにかくご自身の自慢話が長くて長くて、、、、疲れてしまいました」
となる人はまさにこの部類と言えるでしょう。
交際中にモテる秘訣は、聞き上手であることに尽きるのです。
心理学の実験でも、二人で会話をしてご自身の話した割合が全体の6対4以上であれば、楽しい会話となる確率が高い、ということが実証されています。
大概の人は相手の話を聞くよりも自分の話をする方が楽しいからです。
聞き上手がモテる所以がここにあります。
また、自分の感じた事を話したり、お相手の気持ちを汲んだつもりで言った言葉に対しての正解は
「そうですね。」
という肯定の言葉です。
親切心から席を譲ったご老人に
「結構です。有難うございます。」
と言われたら、例え最後に「有難うございます。」という感謝の言葉があったとしても、少し悲しい気持ちになりますよね。
すぐ次の駅で降りる予定だったとしても、
「有難うございます。助かります」
と座って下さるだけで、勇気をもって席を譲った気持ちが救われ、とても嬉しい気持ちになるものです。
上記のようなことが出来ない人、意外といるのです。
交際中も、例えば一緒に見た映画の内容に
「とっても楽しかったですね」
と言った台詞に
「そうかな、途中で眠くなってしまったよ」
という言葉が返ってきたら楽しかった気持ちは半減してしまいます。
「そうですか、○○さんが楽しかったのなら良かった」
とでも言っておけばまるく収まるのに、どうしても自分の意見を発信してしまいたくなる人、結構いるんですよね
今婚活が上手くいかない人、このような事していませんか??
上手くキーワードは、
「そうですね」という肯定の言葉です。
くれぐれも忘れずに・・・