こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
本日はアラフィフのマッチングアプリ婚活の現状についてお話したいと思います。
そしてマッチングアプリ全盛の中での、結婚相談所の意義について考察したいと思います。
今時マッチングアプリ無しでは婚活を語れない現状
アリヨンスは知る人ぞ知るではありますが、アラフィフ会員の多い結婚相談所です。
入会面談に訪れた人に、私は必ず過去の婚活経験をお聞きしていますが、なんと8~9割の人がマッチングアプリの経験者でした。
このことは明治安田生命が毎年実施している 「いい夫婦の日」に関するアンケート調査の結果にも表れています。
結婚したきっかけを見てみると、最近はマッチングアプリが急増しています。
「マッチングアプリ」による出会いは2015年~19年には結婚した人の6.6%だったものが、2020年代以降で18.8%、2022年単年では22.6%となり、更に2023年の調査では、25.0%がマッチングアプリでの出逢いから結婚したカップルでした。
なんと、4人に1人がマッチングアプリの出逢いから結婚していることが分かります。
マッチングアプリ利用者の明暗
マッチングアプリは手軽な料金で活動することができますので、婚活初心者は「まずはマッチングアプリから始めてみよう!」となるケースが多いようです。
確かにデータから見ると、マッチングアプリでの婚活は20代から50代、60代に至るまで、当たり前の婚活手段になってきているようです。
そこで素敵な出会いを見つけられれば良いのですがそこで上手くいかず、深く傷つき、結婚相談所に移ってくる方がいるという現実も忘れてはいけません。
私が聞き及んだ情報では、マッチングアプリによる婚活は、男女で次のような特徴があるようです。
・男性の場合は条件的に良ければ、それなりに沢山の女性とマッチングすることができるが、条件的に不利だと全く女性とマッチングしないケースもある。
・女性の場合はそれなりに男性からいいねを押されたり、メッセージが来るが、プロフィールの信頼性が薄いことも。
特に男性は既婚者が一定数いて、結婚は望んでいないが出逢いは欲しい、というご都合主義の男性も混在している。
マッチングアプリの知られざる闇
私が情報を得ているのは、主に入会相談に来られる方からですから、必然的にマッチングアプリ婚活の闇の部分が大きくクローズアップされてきます。
・いい感じでやり取りをしていたはずなのに、ある日いきなり連絡が取れなくなった。
・お金を貸したとたんに連絡が取れなくなった。
・身体の関係をもったとたんにフェードアウトされた。
・「結婚するから」という口約束を信じ数年付き合ったのに、いつまで経ってもプロポーズされることはなく、別れに至った。
これらは私が実際に体験された方から聞いた生の声に他なりません。
マッチングアプリは気軽に活動できる分、自己責任の部分も大きいのです。
決められたルールに乗っ取った結婚相談所での活動と違い、マッチングしたから必ず何ヶ月以内に結婚するかどうか決めなくてはならない、なんてルールはありませんからね。
これは特にアラフィフの婚活で、大きく影響が出ます。
アラフィフの1年と20代、30代の1年の重みは大分違いますからね
結婚相談所は婚活の最後の砦
そんなマッチングアプリから、何故それなりに費用がかかる結婚相談所に活動の場所を変えたのか?
その理由を会員さんに尋ねると、次のような回答が返ってきました。
「安心を買いたい」「もう前のような嫌な思いはしたくない」「時間をこれ以上無駄にしたくない」
恋愛初心者、婚活初心者、こそマッチングアプリではなく、結婚相談所を選んで欲しいと、私は切に思います。
マッチングアプリは、恋愛慣れした方ならば楽しく出逢いを楽しむことができますが、婚活初心者には難しい一面もあるからです。
特にアラフォー、アラフィフになると、責任は取りたくないけど出逢いは欲しい、という方の比率が高くなる傾向にあります。
「結婚するから」という約束で何年もの時間を失い、精神的に疲弊した方からの相談を私は沢山受けてきました。
マッチングアプリでの婚活に深く傷つき、時間を失い、婚活の最後の砦として藁をも掴む思いでアリヨンスの門を叩いてくれたのです。
結婚相談所には結婚の意思を持つ人しか在籍していません。
言い換えれば良い出逢いさえあれば、未来は必ず結婚へと繋がっているのです。
マッチングアプリを否定するつもりはありませんが、なかには上手くいかず、挫折する人もいます。
そんな人は是非結婚相談所という選択肢も、婚活の最後の砦として考えてくださると嬉しいです。
本日も最後までお付き合いいただき、有難うございました。