こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
2023年も残り僅かとなりました。
もうすぐ除夜の鐘が鳴り響き、新しい年が幕を開けます。
また、新しい1年の始まりです。
本年は皆さんにとってどのような1年でしたでしょうか?
つい先ほど、男性会員さんからLINEが入りました。
今交際中のお相手の方との交際状況の報告です。
彼はシングルファザーで、条件的なことからなかなか女性から良いお返事を頂けなかったのですが、今交際中の女性とは相性も良く楽しく交際をさせて頂いているようです。
彼の入会時の目標は今年中に成婚するお相手を見つける、ということでしたが、どうやらその願いは叶ったようです。
「○○さん、なんとか目標が叶って良かったですね」
と返信して差し上げました。
この会員さんに限らず、婚活っで本当に人によりけり、千差万別です。
婚活の成功率を昔、雨乞いに例えていた方がいました。
雨乞いは、成功率が実は100%なのです。
気象現象なので、雨乞いを続けていればいずれ必ず雨は降りますからね
婚活も諦めずに続けていれば、いずれ必ず良いご縁は訪れるから、婚活の成功率も雨乞いと同じだと言うのですね。
しかし、これにはひとつの条件が抜け落ちているように思います。
マリッジコーディネーターとして、色々な会員さんのサポートをさせて頂いて感じたことがあります。
それは、
成婚できる人は自分に似合う人をちゃんと知っている、
ということです。
裏を返せば、長年婚活を続けていてもなかなか上手くいかない人は、自分には不釣り合いな人を、数をこなせばいずれ巡り合えると信じて永遠に追い続けているのです。
このケースの場合は、残念ながら雨乞いの確立は当てはまりません。
宝くじを毎年買い続けていれば、いずれどこかで高額当選を手に入れられる、と信じて買い続けたすべての人が、高額当選を手にする訳ではないのと一緒です。
婚活の確率を雨乞いの確率となぞられるようにするには、状況に応じての微修正が必須です。
容姿、年齢、居住地、初婚か再婚か、人によって拘りは様々ですが、ご自身の器にあった人を探す、がポイントになります。
ご自身の器とは、決して表面上のものではありません。
・お相手の立場になり、お相手を思いやれる優しさをもっていること。
・お相手をむやみにジャッジしないこと。
・自分の考えや態度を俯瞰しして反省できること。
これが欠けていると、どんなに条件面で素晴らしく沢山お見合いが組めても成婚に至ることは難しいのです。
初めのうちは上手くいっても、交際を続けるうちにお相手に
「この人とは結婚できないな」
と判定されてしまうからです。
長年マリッジコーディネーターの仕事をしていて、会員さんが本当にお相手に望むものは「温かさ」「癒し」なのではないかな?と感じています。
はじめは容姿や年収や他の条件に惑わされても、結果的には当初の希望から大きく外れた人を選んでいく、という光景はよく目にしてきました。
その方たちは、婚活の途中で
「待てよ、私が望むお相手は、本当はこういう人なんじゃないかな?」
という気付きを得たのです。
この気づきを早くに得た人こそが、勝者となるのが婚活なのだ、と思います。
皆さんにとって2024年も幸多きものになりますよう願っています。